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港町複合体としての中世博多湾と箱崎

『九州史学』創刊60周年記念事業の一環として進めてきた『九州史学』第180号・特集号「箱崎と博多湾―都市の重層性と時代性―」に拙稿「港町複合体としての中世博多湾と箱崎」を発表しました。拙稿は、中世国際貿易港博多の機能を、いわゆる都市博多のみではなく博多湾全体で担っていたという視角から考察しています。
今回の特集号では、箱崎という町をフィールドとして取り上げています。箱崎は、1911年の九州帝国大学の設置以来、九州大学のお膝元の町として存在していましたが、2018年9月末日をもって九大箱崎キャンパスは閉鎖され、大学は同じ福岡市内の伊都キャンパスへ移転しました。箱崎の町から大学町という顔がなくなるという歴史的な出来事を前に、九大に事務局を置く九州史学研究会では、箱崎の町を歴史的に考察することを試みました、その成果が、今回の『九州史学』第180号です。
ただ、『九州史学』は学術雑誌であるため、広く市民の皆さんの目には入りにくいという弱点があります。そのため、この特集号と平行して一般市民向けに、九州史学研究会編『アジアのなかの博多湾と箱崎』(勉誠出版、2018年10月)¥2,800税別、を刊行しました。この本は、箱崎の歴史を通時代的に論考とコラムを混ぜながら語っています。このなかで、私は拙稿「中世の箱崎と東アジア」というものを寄稿しています。一般書店でもアマゾンでも購入できますので、是非、ご覧頂ければと思います。
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by kohjizen | 2018-10-23 21:50 | 著書・論文の刊行など | Comments(0)

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by koji Ito
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